濁りの属性

現在のキャッシング業界はどういう状況なのかを追いかけます。
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虚構の果てに

再びサラ金冬の時代が訪れようとしている現代、
消費者金融業界に対して
いくつか重要なことが問われています。

消費者金融の市場規模は1990年に2.9兆円、
それが2005年末になると11.7兆円と、
約四倍に膨れあがっています。

泡沫の時代が終焉を迎え、
失われた云々言われた時期にあっては
借金をする人が増えて当然だ、
そう捉えることも可能でしょう。

しかし、これほど巨大な市場が
本当に存在しているのかどうか。
見せかけの市場ではないのか。
もっと言うなら、安易に借りやすい環境を構築して
不要な借入に結びつけているのではないか。
どうしてもこの市場規模を
そのまま鵜呑みにすることができません。

無論、借りやすい環境というのは
サラ金業者の経営努力の賜でもあります。
一度目のサラ金冬の時代、
業界丸ごとなぎ倒されてしまうのではないか、
そんな錯覚すら起こす苦況にあって
ここまで再興してきた努力を否定するわけにはいきません。

しかし、世間の関心が
グレーゾーン金利の撤廃ばかりに集まり、
他の論点が蔑ろにされている今、
敢えてこの点をサラ金の現代事情を
読み解く軸にしたいと思います。
どうぞ末永く宜しくお願い致します。
偽りの市場規模 : Edit
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